企業誘致

企業誘致

 企業の誘致によって、雇用が増え、人口が増えなどというのは、昭和の時代の夢物語です。平成の時代には既に、企業誘致によって市の財政が潤うなどということは起こり得なくなってしまいました。
 オートメーション化が進んだ工場には人はあまり必要ありません。一方、人手が多く必要とされる業種では、外国からの安い労働力が頼りにされています。
 また、資材調達も今やグローバル化し、日本のみならず世界中から原材料や資材を調達するようになっていますから、かつてのように大工場の回りを中小の下請け、孫請けの工場が取り巻き企業城下町などと言われたような状況が生み出されるはずもないのです。
 一方で、誘致には様々な優遇措置が用意されているようです。また、成功不成功にかかわらず、さまざまな企業との交渉には多大な人手や時間、金がかかっています。これらは、エネルギーの無駄遣いと言わざるを得ません。

 雇用の増加と地域経済の安定は重要な課題です。しかし、現在の小林市長の下で押し進められている「企業誘致」一辺倒では、課題の解決にはなりません。小林市政の4年間で増加した笠岡市民の雇用はわずかに180人。一方で2020年以降毎年2億円から3億円の奨励金が必要になると言います。

 小見山は企業誘致そのものに反対しているのではありません。ただ、誘致には企業の内容が重要だと考えています。例えば、ブレーキペダルの踏み間違いを防ぐ後付け装置や、生物分解性のレジ袋の製造といった、少子高齢化や環境問題に何らかの解決策を示すことができるような企業には、来てもらいたい、起業してもらいたいと思っています。

 また、地域の企業と連繋して新しい笠岡発のブランドや製品を送り出すことができるようなプロジェクトがあれば歓迎したいと思います。
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